このところの酷暑ですが・・みなさんお身体大丈夫ですか?(⋈◍>◡<◍)。✧♡おと★姫子です。今回は高松市の大島のお話です。
高松港から船で30分の大島は白い砂浜が広がる美しい島。そして、島全体が国立のハンセン病療養所となっています。1909年に開設されてから長い時間が経過する中、今年「社会交流会館」がグランドオープンし、航路も一般定期航路にとなり毎日5往復(料金無料)する事になりました。
「社会交流会館」にはハンセン病に関する知識を学べる展示や、入所者の方々が生きた証を後世に伝えるための資料など様々な展示物がありますが、入所者と来島者との緩やかな交流の場となる様にカフェや多目的ホールも作られています。
大島に何十年もの間、隔離されて生きざるを得なかった入所者たち・・・隔てる為の海。1996年隔離政策「らい予防法」は廃止になります。かつて700人程いたという入所者は現在50人台となり高齢化。全員ハンセン病は完治していて、後遺症と高齢に伴うケアを行いながら生活しています。”多くの方が大島を訪れ、記録・記憶を伝えること”を希望しているんです。
開かれた島となった大島。(⋈◍>◡<◍)。✧♡みなんさんも是非!訪れてください。
ハンセン病に対する正しい理解のための人権学習や現地学習会が開催され、瀬戸内国際芸術祭の会場ともなっている大島。まるで南の島にいるかのような美しい景色と、この島の記憶を感じながら散策すると、様々な事を知ることができますよ。
高台に建てられた納骨堂には亡くなった後も引き取り手がいないお骨が納められています。
瀬戸内国際芸術祭の会場となっているのはかつて入所者が住んでいた寮などです。入所者は現在、バリアフリーの居住区域に住んでいますが、ここに通って畑や盆栽の世話をしたりしているそうです。暮らしの面影を感じながら作品を鑑賞できますよ(⋈◍>◡<◍)。✧♡
海を渡って・・・いま、大島へ!