鯨の体内に描き表現されるのはそれぞれの物語とメッセージ・・・。大好きな粟島に行ってきた(⋈◍>◡<◍)。✧♡おと★姫子です。
三豊市の粟島では若手芸術家の創作活動を支援すると共に地域の活性化を目指そうという”芸術家村事業”が9年前から行われてきました。今年も2人の招へい作家が5月から粟島に滞在して作品づくりを頑張ってきましたが、間もなく完成!今月19日から「粟島芸術家村 滞在作家展」がはじまります。
瀬戸内国際芸術祭の開催される島のうちの1つにも選ばれ、すっかりアートの島として定着した粟島をぜひこの機会に訪れてくださいね!
「粟島芸術家村 滞在作家展」
○期間/8月19日(日)~26日(日)10:00~17:00
○場所/香川県三豊市粟島 粟島芸術家村(旧中学校)
○観覧無料
大小島真木(おおこじま まき)さんの作品「鯨群の詩」は5匹の鯨の体内にそれぞれの物語を綴ったもの。海の生物である鯨に 人や植物をペイントや刺繡でコラージュのように紡ぎ描いています。
島民も刺繡を担当したり縫い物をしたりと大活躍!!アーティストも島民もみんなで作品を作り上げるのが粟島流アート。
人は何によって生かされているのか・・・・身体の中に生きている何十兆個もの細胞。生物が受け継いでいるのは数万年、数億年前からの言葉。鯨の群れが詩うように問いかける作品です。
もう一人の招へい作家は、インドの部族アート「ワルリ画」の継承者マユール・ワイェダさん。ワルリー族は3千年以上前からずっと絵を描き続けてきた部族です。マユールさんはワルリ画の伝統的な表現方法で粟島に来て感じたことや島民との交流の思い出などを作品にしています。
粟島と自身の部族が住む故郷は自然の雰囲気が少し似ているそうで、文化の繋がりの大切さをメッセージしたいという事。ワークショップでは島民とカレー作りもしたそうですよ!