こんにちは(⋈◍>◡<◍)。✧♡おと★姫子です。今回はちょっと心配な話題なんです。
この写真をみて、何??と思った方も多いのではないでしょうか。底のない茶碗を伏せたような形の砂・・・その形状から「スナジャワン」と呼ばれているツメタガイの卵塊で、卵と砂が粘液で固められ出来ているんです。
香川県観音寺市にある有明浜(ありあけはま)では、毎年6月頃から8月頃にかけて「スナジャワン」が干潟の潮だまりや波打ち際で観察されてきました。有明浜は瀬戸内海に面した約2Kmに渡る砂浜で、日本の渚百選にも選ばれている美しい浜辺。干潮時には遠浅の広い浜辺が広がる為、子供でも安心して遊べる海水浴場としても知られています。子供達がスナジャワンを見つけると、不思議そうに触っている姿もあり・・実は、私も子供の頃(⋈◍>◡<◍)。✧♡浜辺にいくつもあるスナジャワンで遊んでいた記憶があります。
しかし!!この夏は・・・スナジャワンがなぜか姿を消しました!!!海辺の観察・研究などを長年続けている地元の方も一度も見かけなかったと心配顔。スナジャワンがないという事は、ツメタガイもいなくなる可能性が高いという事。一体何があったんでしょうか?
とにかく来年の夏は、また姿を見せてくれます様に!と願いましょう。みなさんも、その時はぜひ一緒に探してくださいね。
ちなみに、ツメタガイは食用になるおいしい貝です。巻貝の仲間で海藻も食べますが肉食でアサリなどの殻に丸い穴が開いているものはツメタガイに食べられた後なんですって。殻を歯舌(やすりのような歯)で穴をあけ消化液で溶かして中身を食べるそうですよ。
海の生き物は様々なものが生態系でつながっているので1つが変わると、他のものにも影響が出でいくとされています。
身近な浜辺を観察していくと色々な事に気づくかもしれませんね(⋈◍>◡<◍)。✧♡