小豆島、大部地区の作品【リンシュンロン/国境を超えて・潮】
ビーチに196体の子どもの像を設置。海に消えた子どもをイメージし、【196】という数字は、日本が承認する世界の国の数を示しています。首に下げたプレートには各国の首都の座標と大部港からの距離が記されているそうです。
海は美しく楽しいことがたくさんです。でも決してそれだけではありません。悲しい出来事だって起きています。
けれど、海だってそうでしょう。ずっとそこにあって、変わらず大きく私たちを見守ってくれていますが、本当に昔のように豊かなのでしょうか。
196体の子どもたちは、やさしく、やさしく母なる海へと帰っていきます。そんな海を守っていくのは、私たちです。