高松市の無形文化財として指定を受けている水任流は、今から360年もの昔から高松市に伝わる伝統的な泳法です。
高松藩の初代藩主松平賴重公が『讃岐は海辺の国であるから、水練(水泳)を武芸の一つとして藩士に修練させよう」と考え、藩士に水泳を習わせたことが始まりだそうです。
独特な泳ぎ方は、余裕のある泳ぎで、疲れない泳ぎ。30種類の泳ぎ方があり、足に使い方は武道の足と同じになるものもあるそうです。
江戸時代から続く【水任流】が受け継がれてきたのは、たくさんの人の努力と想いがあったからこそ。
瀬戸内海を身近に感じて育ってきた私たちが知らないでどうする!
というわけで、まずは【水任流】に関するものを探してきました!
高松藩初代藩主 松平頼重が言った『讃岐は海辺の国である』。
そこから生まれた水任流。今も受け継がれている疲れない、美しい泳ぎ。何かを繋げていくために必要なこと。必要な想い。
歴史を見ることで、海の大きな力を感じました。この海を守っていくことも【讃岐】を守っていくこと。
7月・8月は、木曜日と日曜日の10時から12時まで浜ノ町の大的場海岸で練習を見ることができます。ぜひ一度足をはこんでみてください。