こんぴらさんの名で親しまれ、全国から参拝者が多く訪れる金刀比羅宮。海と日本プロジェクトinかがわでは権宮司の琴陵泰裕さんにお話を伺いました。
金刀比羅宮には北は北海道、南は沖縄と全国津々浦々から漁師さんや海上関係の方々がお参りに来ています。山の中腹に鎮座する御宮で海の近くではないのですが、海の神様として皆様に親しまれているんです❢
また、琴陵さんの5代前の先祖が創設した日本水難救済会に自身も参加されていらっしゃいます。日頃から陸上での事故はよく報道されますが、本当は水難事故も多く、また大事故にもつながるとの理由から、海の無事故、事故ゼロを目指して精力的に活動されています。
最後に瀬戸内海の印象を訪ねると、穏やかな雰囲気と多島美がきれいで一番好きな海だと笑顔で答えてくれました。
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金刀比羅宮が鎮座する象頭山は、文字通り象の頭のような形をしています。その特異な山の形から、瀬戸内海を航行する船乗りさんたちの格好の目印となり、神秘的な山の形が、船乗りさんたちの心の支えとなりました。
瀬戸内海の島々(塩飽諸島)は古くから海上交通の要衝で、操船技術に長けた船乗りたちが“こんぴらさん”の旗を掲げて全国各地を廻るようになりました。源平合戦以降、その時代の有力者に認めれた塩飽諸島の船乗りは、大いに繁栄していきます。その繁栄に比例するように“こんぴらさん”への信仰も広がり、金刀比羅宮が海の神様として広く知れ渡ったと推測されます。
江戸時代の中頃には「一生に一度はこんぴらさん」と憧れる“こんぴら参り”の一大ブームが起こったそうです❢
金刀比羅宮の参道の石段は、本宮までは785段、奥社まで登ると1368段にもなります。香川県内の小学生の多くは、遠足で金刀比羅宮の奥社まで登ります。運動が苦手なイリコ🐟はゆっくり・・・ゆっくり・・・休憩を挟みながら、泣きそうになりながらお参りした記憶があります😢(苦笑)。今は登りきる体力すら自信がありません❢
でも、登り切ったときの達成感はすごいですよ❢お天気に恵まれれば瀬戸内海までばっちり見えます。
最近は外国の参拝者も多いそうですが、特に台湾の方は奥社まで登ることが多いそうです👀❢すごい❢
香川にお越しの際は、金刀比羅宮にお出かけくださいね❢