お久しぶりです。涼しい夜が続きますね、shioです(・s・*)。
高松市瀬戸内町のとある公園に、海からの幸せをもたらす恵比寿様の像があるのをご存知でしたか?
人通りの多い、瀬戸大橋通りに面した公園の一角にあるのが、この「糸より浜の大漁」という恵比寿様の像です。
漁師町として栄えた瀬戸内町。東に屋島、西には五色台と山々に囲まれた波も穏やかな港町です。
今でも、すぐ近くに香川の食卓を支える高松市中央卸売市場がありますが、その漁業が盛んな地域を20年ほど前からずっと見守ってきたそうです🎣
平成六年に、地区の地域おこし事業推進委員会によって建立されたという、この像。
金毘羅に代表される海の信仰を大切にしていた漁師や船乗りが多いこの地域。エベスサンもその信仰には深くかかわっており、海の安全をもたらすというリューゴンサン、船の危険を知らせてくれるフナダマサン、など、海にまつわる神様として多くの人々から信仰されてきた神の1人です。海の彼方からやってきたエベスサンが大漁をもたらし、網にも大量のオオダマサンが宿ると信じられてきました。
「糸より濱の大漁」は、瀬戸の都・高松の港町に住む住民の平和と繁栄、地域の活性化を目指してこの地に建設されました。大きな活きのいい鯛を左手に、長い釣竿を右手に持った、穏やかな顔の恵比寿像、ぜひ一度観に行ってみてくださいね( *´s`)