男木島の秋に欠かせない落花生(らっかせい)の収穫が始まりました!
こんにちは(⋈◍>◡<◍)。✧♡おと★姫子です。
落花生(らっかせい)は別名 南京豆(なんきんまめ)またはピーナッツと呼ばれ、高温・乾燥を好む作物。男木島は水源が少ないため稲作には適さず、昔から土壌や気候にあう落花生や麦・サツマイモなどが作られてきたそうです。
秋に収穫した堀りたてを塩ゆでにしたものは、生産地でなければ味わえないおいしさ。そして乾燥して保存しておき、おせち料理の黒豆の代わりに食べるのが男木島の伝統料理です。
そんな中、困った問題が。それは・・・どこからかやってきて次第に数を増やしたイノシシ達です。落花生やサツマイモはイノシシ達も大好物で、年々被害が拡大する様になりました。ここ3年ほどは特に深刻化し、コンクリート打ちした塀や網などの頑丈な設備をしないと全部食べられてしまうそうです。かつて落花生は、秋から冬にかけてのお馴染みの食材でしたが貴重なものになってきているという事です。
落花生は南米原産で東アジアを経由して江戸時代に日本に持ち込まれたと言われています。夏に黄色い花をつけ、受粉して落ちると地中で実を生むことから「落花生(らっかせい)」という名前がつけられました。
男木島では、落花生を一晩水につけておき、柔らかくなるまで4~5時間水煮したのち砂糖・塩・醤油などの調味料をいれて炊く、落花生の甘煮が郷土料理として伝わっています。(⋈◍>◡<◍)。✧♡おいしくて私も一度食べたらファンになってしまいました。みなさんも、男木島で落花生のメニューを見かけたら是非!チャレンジしてみてくださいね。
男木島から秋の話題でした!