レポート
2022.11.16

さばいて、作って! 「瀬戸内さばける教室」 @香川大学教育学部附属高松中学校

こんにちは。
うら☆島太郎です。
今日は、10月29日(土)に、香川大学教育学部附属高松中学校で開催された「瀬戸内さばける教室」についてリポートしたいと思います。

そもそも「瀬戸内さばける教室」って? なんなの?
ちょっと簡単に説明しますね・・・
現在、日本における魚介類の1人当たりの消費量は減少を続けており、農林水産省の「食料需給表」によれば、食用魚介類の1人1年当たりの消費量は、2001年の40.2kgをピークに減ってきており、2016年度には、24.6kgとなり、減少傾向が続いています。
皆さんの食卓に並ぶ魚を獲ってるのは、漁師さんです。
漁師さんの漁法の中に、底曳網漁があります。
その漁では魚も獲れますが、同時に海底ごみも取れます。
漁師さんは、魚とごみを分別し、取れたごみは港に持ち帰り、適切に処理しています。
このような活動をしている漁師さんがこの先も漁師を続けていくには魚を買ってくれる人・食べてくれる人が増えないと漁師さんがいなくなってしまい、海底ごみを取る人がいなくなります。
このように魚を食べる事と海ごみ問題は、密接な繋がりがあります。
今回の瀬戸内さばける教室を体験し、今の海がどうなっているのか知ってもらい、家族や友人にお魚を食べることが、海の環境にとって良くなることを発信してもらい、未来に豊かな海を残す活動を取組む人を増やすこと目指しているのです。
なるほど・・・なるほど。。。
そうなんだ!!!
どんなイベントなんだろう??
では、当日の様子をリポートしますね!

漁師さんやスーパーの方に海ごみや魚の選び方など、今の海について学びました!

  1. お魚についての学び
  2. 恐る恐る捌いてます
  3. 美味しそうにできました

最初に、高松地区底曳網協議会の男谷勝会長による海ごみのお話。。。
底曳網漁(そこびきあみりょう)はどんな漁なのか?
何が獲れるのか?
などなど、漁と海ごみにについてお話を伺いました。
次にお話いただいたのは、新鮮市場きむら 鮮魚コーナー担当の太田晴敏さんからお魚についてのお話。
普段のお仕事についてどんなことしてるの?
美味しいお魚の選び方は?
などなど、お魚について色々お話を伺いました。
お二人のお話・・・普段聞くことのない話ばかり・・・
うら☆島太郎も非常に興味深い話ばかりで、すごく勉強になりました!
男谷さん・太田さんありがとうございました(⋈◍>◡<◍)。✧♡
で・・・次はいよいよお魚さばき&調理体験です🐡
ジュヌヴィエーヴ・キュイジーヌ料理教室の山中先生の指導の下、アジをさばき、「アジのガーリックソテー」と「瀬戸内ブイヤベース」を作りました。
さばいたことない参加者ばかり!?
中には・・・悪戦苦闘した子もいましたが、先生に手ほどきいただきみんな上手にさばいて調理して、美味しそうな料理が完成しました。
やはり、自分でさばいて作った料理は格別だったようで、みんな完食しました!
最後にみんなの話を聞くことができました。
男谷さん・太田さんから聞いた話は、知らないことばかりだったようです。
今後は、普段の生活の中でごみを出さないような行動(マイバックやマイボトルを持つ)を実践していきたい。豊かな海を未来に残すために海岸清掃をしたい。自分で魚を捌いて食べて漁師さんを盛り上げていきたい。
など素晴らしい感想を聞くことができました!
一人一人の歩みは、小さな一歩かもしれませんが、今日参加してくれたみんなが家庭や学校で学び体験したことを広めてくれたらきっと大きな一歩になります。
1人の100歩より100人の1歩です(⋈◍>◡<◍)。✧♡
みんなのこれからを応援したいと思います。

#海と日本
#日本財団
#瀬戸内オーシャンズX
#瀬戸内さばける教室
#香川大学教育学部附属高松中学校
#新鮮市場きむら

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