観光再開にむけて・・今、動く。さぬき広島 | 海と日本PROJECT in かがわ

こんにちは！おと★姫子です。
今回は、瀬戸内海に浮かぶ塩飽諸島で一番大きな島、広島の話題です。
広島の人口は１６７人(今年4月1日現在)。他の離島と同様、人口減少と高齢化が進んでいます。
そんな中、築２００年以上の立派な古民家「尾上邸」をリノベーションし、航路が同じ・小手島・手島を含めた３つの島の活性化を図ろうというプロジェクトが間もなく完成を迎えます。

 尾上家は江戸時代、島内に数件あったとされる北前船の廻船問屋のうちのひとつで
総けやき作りの屋敷は、船大工として培われた高度な技術を誇る塩飽大工たちの手によるもの。広島は大阪城の築城にも使われた青木石の産地ですが、そんな青木石を４・５メートルとお城の石垣の様な迫力で積み上げた外壁は圧倒的な存在感を持ち、当時の繁栄ぶりを今に伝えます。

 今回、「尾上邸」を宿泊・交流施設として使用出来るようにと、雨漏りなどを修復しお風呂やキッチンなどをリノベーション。快適に泊まれるようにしつつも‥五右衛門風呂やかまどなどは残し、昔の生活を体験出来るようにしました。

利用者から希望があれば、島のお母さん達と一緒にご飯づくりを。また、丸亀市内の料理店からケータリングを取る事もと様々な楽しみ方が出来るそうです。