こんにちは。ツリキチ🎣です。
6月12日日曜日 東かがわ市馬篠の山田海岸で、「里海体験ツアー」(主催:かがわ里海大学)が開催されましたので、その内容を紹介します。
県民の方々に、身近な海にいるプランクトンや磯の生き物の観察を通して、里海を楽しみ、親しんでもらおうと、かがわ里海大学が主催。
親子や大学生など21人の受講者が、自作したプランクトンネットで小さな生き物を採取して観察したり、磯の生き物観察をしたりして色々な生き物にふれました🐡
「自分でプランクトン採取ネットを作ってみよう‼」ってことで、講師から、プランクトンネットの仕組みや作り方について説明を聞いた後、親子やグループで協力してプランクトンネットを作成しました✨
このプランクトンネットは、洗濯機のくず取りネットや紐、ミニボトルなど身近にあるものを使って簡単に作成できるのが特徴の1つのようです☺
作り方を知っておけば、家庭でも簡単に作成できる内容になっており、海だけではなく池や川で使って小さな生き物の採取もできるようです。
磯の生き物観察では、大潮の干潮で潮が引いた磯場に行き、講師から磯の生き物の観察方法や注意点などについて説明を聞いた後、ヘラやバケツを持って観察をスタートしました。
磯の表面には緑の海藻の「アナアオサ」、岩の隙間には「カメノテ」「スガイ」、海の中には「アメフラシ」や「ウミソウメン」とも呼ばれるアメフラシのたまご、岩を裏返してみると「ムラサキウニ」、「バフンウニ」「ヒトデ」などを観ることができました。
受講者は、これらの見慣れない生き物に最初は驚きながらも、慣れてくると自分たちでわくわく、ドキドキしながら生き物を捕まえて観察を楽しんでいる様子でした。
「プランクトン採取&プランクトン観察」では、糸を付けたプランクトンネットを海中に投げ入れて、引っ張って来る行程を2~3回繰り返すと、ネットの下に付けたボトルの中にプランクトンが入っていました。
採取した生き物は、ルーペなどを用いて観察すると、容器の中で素早く動く生き物や細長い生き物、エビに似た生き物など複数のプランクトンを観ることができました。
受講者は、海を眺めているだけでは分からない小さな生き物が思っている以上にたくさんいることや、この小さな生き物も他の大きな生き物にとって必要なことも体験を通して気づいていたように見えました。
受講者からは「子どもが普段できない体験ができました」「プランクトンを初めて観察することができて、嬉しかった」「新しい発見があり、楽しかったです」などの声がありました。
子どもだけでなく、親子で生き物を捕まえたり、観察したりと受講者全員が夢中になって楽しんでいたのがとても印象的な講座になっていました☺
▼かがわ里海大学(Webページ)
里海について見て・聞いて・体験して学べる講座情報が多く掲載されています。
https://www.pref.kagawa.lg.jp/kankyokanri/university/kfvn.html