こんにちは、うどんまんです。
今日は海と川の交わるところからお届けします。
外回りの仕事のときに、時間の合間を縫って、
よく朝日町の埋め立ての工業地帯で車を停車し
海や釣り人を見ながら一休みをしていました。
その休憩スポットまでは、詰田川と春日川と新川などが合流する
河川の横を通って行っていました。
だいたい釣りをしている人がいて、実際にTVの釣り番組でその場所が取り上げられていましたが、
何の魚を釣っているのか、その時には興味はなく「近場がTVに出ているなー」という印象だけで見ていました。
先日、息子が熱心に覗き込んでいた魚図鑑を一緒に見ていると、
「魚たちのすむ所」というページで海に住む魚、川・池・湖に住む魚と書いてあり、ふとその河川を思い出しました。
ちょうどその河川はいわゆる「河口」と呼ばれるところで、
海水と淡水が混じり合う「汽水域」 とも呼ばれるところだそうです。
汽水域という聴き慣れない言葉に興味を持ち、
そして海水と淡水が混じり合うところになぜ釣り人が多いのか?が気になり調べてみました。
釣り人が多いということは魚も多くいるはずで、ではなぜ魚が多いのだろう?
山などで降った雨が集まり川となり、地中の有機物を溶かし込みながら流れ出し、
それが河口に 集まるため、汽水域は栄養が豊富であること。
河口部は大体水深が浅く太陽光が川底まで届くことで、
光と有機物が豊富になり、植物プランク トンが増え、それを餌にする魚たちが集まる。
そして海水には酸素が多く含まれていることにより、カニやエビなどの生き物が多く集まるため、
その生き物を餌にする魚たちも集まる。
汽水域には、クロダイ、シーバス、ハゼなどの魚がいるようで、
きっと釣り人たちはこの魚たちを 狙ってきていたんだな、
と記憶の中で曖昧だった答えが結びつきました。
きっとずっと昔に理科の授業とかで習っているんだろうけど、
綺麗さっぱり忘れていて、改めて学 ぶ機会となりました。