こんにちは、うどんまんです。
今日は海の上からこんにちは。
さて、今年も太刀魚シーズンがやってきました。
瀬戸内海でも良型のサイズが釣れます!
今回の釣りも、ありがたいことに食べるのにちょうどいいサイズの太刀魚が釣れました。
釣った魚を家に持って帰ると、4歳の息子は興味津々。
自分で魚を持ちたい!といって手にとります。
その時に「さっきまで海で生きてたんだよ」ということを伝えます。
「人は生きていくために、他の生き物や植物の命をいただいてる」ということを伝えます。
昔、魚を締めるときに「かわいそう」という言葉を聞いた時に、すごく違和感がありました。
もちろん人間の勝手で魚を釣って、それを締め、いただく。
だからこそ、その事実からは目を逸らさずに「ありがとう」「いただきます」という気持ちで、
美味しくいただく。
太刀魚やサヨリのような骨の細い魚は、身を落とした後の骨で〈骨せんべい〉にして最後まで美味しくいただく。(調理は至って簡単。クッキングペーパーに骨を並べて、レンジでチンするだけ。そこに軽くお塩を振って食べるとパリパリとお煎餅のように食べられます。)
今は、スーパーで売られている魚やお肉は加工された状態でしかみる機会はないからこそ、こうして釣れた魚に触れる機会を持ち、自分たちは命をいただいて生きてるということをこれからも伝えていきたいと思いました。
【豆知識】
魚の美味しさは、釣り上げた直後の処理によって鮮度や味は大きく変わります。
これを一般的に「締める」と言い、脳天締め、血抜き、神経締めなどが当てはまります。
この作業は確かに手間なのかもしれないですが、いただいた命を美味しく食べるためにもとても大切にしています。