こんにちは、うどんまんです。
香川県には知られていないたくさんの水産資源が本当にたくさんあります。
今、海では本当に数えきれないくらいたくさんの問題を抱えています。
「自分たちに何ができるだろう?」
そもそも香川県に豊富な水産資源があるなんて知らなかった。
だから、まずは自分たちの住む香川県にはどんな海の幸があるのかを少しずつ知っていこうと思います。
今回からは、香川県に存在する海や魚に関わる団体が作成している素敵な冊子やチラシを紹介していきたいと思います。
続いてご紹介させていただくのは「さぬきの海の幸販売促進協議会」さんが作成している「鰆(さわら)」について少し深掘りをしてみます。
香川では、特に鰆は「春祝魚(はるいお)」と呼ばれるようで、古くから香川に地に馴染みを持ち、愛され続ける魚だそうです。
調べていると「プライドフィッシュ」というHP(PRIDE FISH)に辿りつき、
そこでこのように紹介されていました。
古くから香川の地になじみ愛され続ける魚です
讃岐に春を告げる魚として香川県民に愛されているサワラ。小さい時はサゴシやヤナギと呼ばれ、成魚になるとサワラと呼ばれ、スマートな体系に鋭い歯、鋭角なひれが特徴です。サワラは、4月から5月にかけて産卵のために太平洋から瀬戸内海に入ります。
産卵は5月から6月で、生まれた稚魚は11月頃まで瀬戸内海で成長し、その後外海へ。翌春、再び瀬戸内海に帰ってきます。
身は柔らかく、癖のない上品な白身。そのため白身魚と思われがちですが、成分値やサバと近縁であることから赤身魚に分類されます。
香川県の農村部には、空豆に実が入り、麦が熟れはじめる頃、親戚の人たちにサワラ料理を振る舞う「春祝魚(はるいお)」という風習があります。ひと昔前では、若嫁さんに大きなサワラを1本持たせて里帰りさせる光景が見られたほど、サワラは香川の地に根付いた魚です。
香川県民に愛されているサワラですが、漁獲量は1986年の1,075tをピークに減少し、1998年にはその2%である17tまで減少しました。そこで、県下の「さわら流しさし網漁業者」が中心となり、サワラ資源管理のため、様々な努力に努めました。網目の大きさ制限や秋漁の休漁、さらに種苗の生産や放流にも取り組みました。その成果が実り、2014年には600tを超えるまでになりました。
もうすぐ春ですね。
今年も美味しい鰆が食べられますように。