レポート
2023.08.19

灯台守のいた島・・・瀬戸内海で最も古い「鍋島灯台」

こんにちは!おと★姫子(*´艸`*)です。

香川と岡山をつなぐ瀬戸内海をわたる時、与島の手前の北備讃瀬戸大橋あたりで東側の窓から見える白い灯台があります。
まあるい島に建つ愛らしい姿(´∀`*)の「鍋島灯台(なべしまとうだい)」は瀬戸内海で最も古い灯台で、初点灯は明治5年。
去年12月、国の重要文化財に指定されました。

”灯台の父”と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンが設計したもので、地上からの高さは9・8m。
平均海水面から灯火までは29m。およそ20km先まで灯りが届き、備讃瀬戸航路の安全の要となっています。

鍋島灯台が建設された明治初期‥東西に470km程ある瀬戸内海にはわずか5基の灯台しかなかったそうで
潮の流れが速く、地形も複雑な海を夜間航行する事はとても困難でした。
そんな中、この鍋島灯台は夜間航行する船の停泊地までの目標で、夜明けを待って航行するための停止信号として使われていたのだそう。
当時の夜明けに想いを馳せると、海の男たちがこの灯りを見つめる目や息遣いが聞こえてきそうですね(((o(*゚▽゚*)o)))。

平成3年に無人化されるまでは、職員が滞在して直接、灯台を管理していた事から”灯台守の島”として親しまれていた鍋島。
灯台が建設された当初は灯台守とその家族だけが暮らしており、水くみなどの為に毎日”与島”まで船で通っていたといいます。
現在は、与島パーキングエリアから徒歩20分程の防波堤で繋がっていますからヾ(*´∀`*)ノ気軽にいく事ができますよ~

150年間海を見守りつづけ‥国の重要文化財に

  1. 現在は与島とつながっている鍋島
  2. 灯台は林道をぬけた小高い丘の上に
  3. 最上階には海上を照らすランプが

「鍋島灯台」のある鍋島への立ち入りと敷地の見学は2021年の夏から一般開放され自由に出来るようになりました。
与島パーキングエリアから徒歩の他、バスも出ています。
そして、灯台の内部もイベントなどの時には公開していますので坂出市のホームページなどをチェックしてみて下さいね(´∀`*)!

 

「鍋島灯台」香川県坂出市与島町字西方1016番地
●瀬戸中央自動車道与島サービスエリア (第1駐車場)より徒歩15~20分
●「浦城バス停」から徒歩3分 (JR坂出駅から路線バス「瀬戸大橋線 浦城行」約25分)

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