こんにちは、うどんまんです。
前回に引き続き、真魚鰹(マナガツオ)についてご紹介したいと思います。このマナガツオ、香川で獲れるようです!
【漁法】
香川県では主に込網(こましあみ)、流刺し網(ながしさしあみ)で獲ります。
【時期(旬)】
瀬戸内海などでは産卵群が入ってくる春から夏が旬とされている。
他の地域では秋から春が旬。味がいいのは冬。
【漁獲量】
香川県では統計とっていないようで、わかりませんでした。
世界でも中国やインドなど、たくさんの国で漁獲されるようです。
【購入できる場所】
香川県でも鮮魚店、スーパーで購入することができるようです。
気になるお味ですが…先日、初めて食べてみました。マンボウのような可愛い見た目ですが、その身はとても甘味があり、噛めば噛むほど、お魚自体の味が感じられ、季節は夏ですが、脂もしっかり乗っていました。
初めてだったので、シンプルに塩焼きでいただいてみましたが、焼いてふんわりホクホクでも、5歳の子どもも喜んで食べていましたよ。
そんなマナガツオ、購入できるなら食べてみたい!と思うのですが、それには少しハードルが高そうです。
見た目がかわいいマナガツオですが、やはり調べていると「マンボウ」のような外見であるとの記載が多くありました。大きさ自体も最大で60㎝にはなるようです。
写真の通り、体はすごく大きいのに、頭や目や口は小さいので、なんだか愛らしい印象です。
マナガツオは、白っぽくて小さい細かなの鱗(うろこ)に覆われているそうですが、すごく剥がれやすいようで、実際に漁獲されたマナガツオにはほとんど鱗はついていないようです。
そして、このマナガツオはすぐに鮮度が落ちてしまうお魚で、そのため漁獲されたらすぐに下処理をする必要があるようです。この鮮度管理の難しさに加えて、非常に味わい深いお魚の身のゆえ、現在では「高級魚」として、主に割烹料理店などで扱われています。
そのため実際には高値で取引されることもあり、西日本では名前は知っていてもなかなか一般の小売店やスーパーでは数多く出回る機会は少ないようです。実際にスーパーで見かけたことはあるのですが、その時に初めて目にした値段に驚き、「今日の晩ごはんはマナガツオにしよっか〜」という会話にはなかなかならないかも…。
ただ、こんなに美味しい魚が香川では獲れます。
食べられる機会があれば(家計と相談して)食べてみてください。