こんにちは!おと★姫子(*´艸`*)です。
8月も終盤ですね・・みなさん、今年は夏祭りに行かれましたか?
高松市の沖合に浮かぶ「男木島」は人口150人前後の島。今年はコロナ禍で縮小が続いていた夏祭りが6年ぶりに戻ってきてヾ(*´∀`*)ノ島で暮らす人々にとって”特別な夏”になりました。私も、そんなお祭りを見に行って感慨(>_<)ひとしお・・だったのでみなさんにご報告です。
そもそも、男木島の夏祭りは古から続く秋の祭りに加え明治初期に始まったとされます。
その後、獅子と共に大切に受け継がれてきたのが夏祭りにだけ登場するお囃子の屋台。
夏祭りは1年ごとに女木島と交互に開催していますがコロナ禍の影響で4年前は神事のみ、2年前は獅子だけの出演だった為”お囃子の屋台”が出るのは2018年以来、6年ぶりとなったのです。
祭りが開催される豊玉姫神社は長い階段を登り、振り返ると(*´艸`*)港が見下ろせる美しい景色が広がる場所にあります。
島の人達はこの日の為に2週間毎晩集まり、獅子舞いやお囃子の練習を頑張ってきたという事で・・見に来た私もワクワク。
神事に続いて獅子舞いが始まると・・見事な一体感に圧倒!!されました。
詰めかけた大勢の人たちと共に島のお年寄りらも誇らしげな表情でニコニコと見守っています。
続いて石段を登ってくるお囃子の屋台!!!ヾ(*´∀`*)ノ6年ぶりの登場です。
紅白の幕が張られた屋台の枠の中に演者が入って自分の足で歩きながら演奏しています。みんなオシャレをしての晴れ舞台はとっても華やか。三味線に鐘‥みんなで唄う祭囃子はこの島ならではの、ほっこりとした中に哀愁のある素敵な演奏でした。
聞くと、伊勢音頭をもとにアレンジを加えた男木島ならではの唄で歴代の島民の手書きの譜で受け継がれてきたものだそうです。
その場にいると、とっても温かい気持ちになれる男木島の夏祭りは次は2年後に開催です。誰でも見に行く事が出来ますのでみなさんも一度ご覧になってくださいね(´∀`*)!
男木島は、移住者が増え続けている事でも有名な島です。
ここ10年で100人程の移住者を受け入れていて、定着率はおよそ6割。高齢者が亡くなっていく中、移住者が島の人口の半数近くを占める様になりました。
と、いう事で今回の祭りは出演者の殆どが移住者ヾ(*´∀`*)ノ。
7月下旬から毎日、夕方になると・・・小中学校の体育館と男木コミュニティーセンターの2箇所に分かれて夏まつりの稽古がはじまり島のお年寄りらが、伝統を伝えようと‥毎日教えに通ってくれたそうです。
島の大切な文化である祭りを通じひとつになっていく住民たちの姿がそこにあった事でしょう。
隣人との関わりが希薄になっている今の時代ですが、男木島には地域で寄り添いあうかつての暮らしを求める人たちが集まってくるのかもしれません(#^.^#)ね。
大きな家族の様になったこの島は貴重な存在。
いつまでも、この祭囃子が島の夏を彩ってくれます様に・・