こんにちは!おと★姫子(*´艸`*)です。
”海の厄介者”を”特産品”に変えようと地元の漁業者と産官学が連携し取り組んでいる「讃岐うどん×ウニプロジェクト」の続報ですよ~ヾ(*´∀`*)ノ。
( 前回の記事はこちら )
「讃岐うどん×ウニプロジェクト」は・・海底の藻を食べてしまい” 磯焼け”の原因となるウニが大量発生していますが身がほとんどなく食材にならない事から、駆除したムラサキウニに茹でてから時間が経ち廃棄されるうどんを与えて育て商品化しようというものです(*´艸`*)。
今年9月に高松市庵治町の沖で駆除したおよそ400個のウニを飼育してきた多度津高校を訪ねると・・
うどん以外に昆布やイリコの出し殻を与え身太りや味・色などの違いをみる実験を行っていました。
①うどん
②イリコ
③コンブ
④イリコ→うどんの順番に与えている
⑤イリコ→うどん→コンブの順番で与えている
なんと!5種類のウニが出荷の時期をむかえていましたよ(((o(*゚▽゚*)o)))
身太りは・・と、いうと・・海から駆除したばかりの天然のウニ4.8%に対して、どのエサも増加。
中でも、商品化できる目標の10%を超えたのは・・
①うどん、②イリコ、④うどん→イリコを与えたウニでした。
では?肝心の味は???いかにっヾ(*´∀`*)ノ!
やはり・・5種類それぞれ違う味になっていましたよ。
そして、いよいよ!香川県丸亀市の料理店”遊食房屋”を会場にしての「賞味試験の会」が開催される日と(((o(*゚▽゚*)o)))なりました。
生徒たちは、これまでもアドバイスをもらってきたプロの料理人と準備を進めます。「黄色がかってウニの色になって身質がだいぶんしっかりしてますね」と料理人さんからお褒めの言葉。
会場には有識者や県の水産関係者など10人が集まりました。
エサ毎の5種類を味わい甘味・苦味・旨味をどれ位感じるか点数をつけ感想や意見をもらいますヾ(*´∀`*)ノ。
10人の合計点は・・・甘味の強い①うどんが一番高い評価に!魚が苦手な人や子どもには甘いうどんのウニがぴったりという意見もありました。
ただ、パンチやコクのある④イリコ→うどんを1位に挙げた人も3人いたという事です。
多度津高校では、この意見を参考に(((o(*゚▽゚*)o))) 来年には一部の店舗での販売を。再来年にはブランド化しての一般販売を目標に今後も研究を重ねていくそうです。
高校生の挑戦はまだまだ・・続きますね。
みんな(´∀`*)がんばってっ!!