レポート
2025.01.27

志々島「体験型の観光の島」でインバウンド需要を!

こんにちは!おと★姫子(*´艸`*)です。

香川県の西部・三豊市詫間町の沖合いにある「志々島」は、多い時には千人ほどが暮らしていた島ですが今は空き家がほとんどで現在、住んているのはわずか16人。
そう聞くと・・寂しく聞こえるかもしれませんが、島にはいつも明るい陽射しが降り注ぎ(((o(*゚▽゚*)o)))のどかな日々を望む人達がゆったりと暮らしています。
島に住む16人のうち、そもそもの島民は高齢の2人のみであとはみんな移住者。ここに惹かれてやって来た人達です。

ただね・・・やはり、島の中で生業を見つけるのはやはり大変といいます。

そんな中「志々島」を”体験型の観光の島”にしようという試みがはじまりましたヾ(*´∀`*)ノ。
特にインバウンド需要が広がりを見せる中、その土地ならではの体験を求める海外からの観光客のニーズをつかもうと・・・今回、国の農泊推進事業として外国人対象のモニターツアーを開催。
様々な国から近県に来て仕事をしている6人が参加しました。

アメリカ人の参加者に聞くと・・「来るまで志々島の存在を全然知らかったです。今は広島に住んでいますがあまり他の都道府県に行った事がないので、友達とやってみたいなと来ました」との事(=゚ω゚)ノ
カナダ人の参加者は「すごく楽しそう。アドベンチャーに行きたかったから参加した」と話してくれました。

1泊2日の日程で、7年前東京から志々島に移住してきた笹生則光さんがツアーの内容を計画し案内を担当。
参加者は島の文化や自然、そして日本の昔ながらの暮らしに興味津々で楽しんでくれていましたよ(^_-)-☆。

島の自然や文化を知ってもらいます

  1. 海岸で甲殻類「カメノテ」を収獲
  2. カンノメ作りにチャレンジ!
  3. 自分たちでつくった特別な味わい

ツアーでは、個性的な見た目の甲殻類”カメノテ”を海岸で獲ったり島を一周歩いたり、掛齢1200年の大楠と瀬戸内海の眺望が楽しめる展望台などを散策(*´艸`*)。

島の自然を楽しむと共に文化や歴史も体験してもらおうと”カンノメ”作りにもチャレンジしてもらいます。

”カンノメ”はお米の粉を練って小判型に丸めて蒸すこの島ならではのお正月料理で、戦国時代の年の暮れに落城した兵士が島へ逃げてきた為敵軍の攻撃をおそれ餅つきどころではなかった事に由来しているとされます。
外国人の参加者は(((o(*゚▽゚*)o)))歓声をあげながら石臼を回したり出来上がりを試食したりと楽しんでいましたよ!

今回のツアー参加者からは「外国のみんなは日本に来たら絶対に日本の体験をしたい。もし例えば東京とかは楽しいけど、ここでは本当の日本を沢山教えてもらった」「文化と歴史が体験出来た」と好評価。
最後は意見交換会をして、今回良かった体験は何か?問題点は?など今後の参考になる様々な意見をもらっていました(=゚ω゚)ノ。

そもそもは、東京でウェブ系のプログラマーをしていたという島民の笹生さんは「目標は、出稼ぎに出ずとも島の仕事で生計がたてられるという所ですね。それが一人二人と増えていけば住民も増えますしそうなったらいいなと思います。」と意気込みます。

(((o(*゚▽゚*)o)))島の存続をかけた観光事業への挑戦!今後の展開に乞うご期待!応援していますよっ!

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