こんにちは!おと★姫子(*´艸`*)です。
4月18日金曜日、3年に一度の現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2025」が開幕しました。
2010年にスタートし瀬戸内の海と島の魅力を多くの人に知らしめるとともに、島々に“アート”という新しい息吹を吹き込み、移住者も増えるなど・・・目標である「海の復権」にむけて大きな役割を果たしてきた瀬戸内国際芸術祭。
6回目となる今回は、春・夏・秋の3つの会期にわけて計107日間。
春会期の沙弥島が同じ陸続きの瀬居島を含めた「瀬戸大橋エリア」になったほか、夏会期に志度・津田エリアと引田エリア、秋会期に宇多津エリアの3会場が加わり、過去最大の17エリアで様々な展示やプロジェクトが展開されますヾ(*´∀`*)ノ。
島好きの皆さん、アート好きの方々・・・一緒に楽しみましょう♡
そして・・写真は、開幕式から一夜明けた19日土曜日の朝の高松港(=゚ω゚)ノ。
早速多くのお客様が船に乗り込もうと、お集まりの所。。。
幻想的な濃い霧がかかって一時、停船勧告が出され少々お待ち頂く事になりました。
この景色、県外や海外の方はΣ(゚Д゚)びっくりされたかもしれませんね。
瀬戸内海では、この時期~急に気温がぐんと上がった時など霧が発生する事があります。
私も、去年のゴールデンウイークに・・・朝から島へ向かう予定でしたが、海霧が発生してしばらくの間船の出航を待った事がありました。
よく船を利用される方は慣れていて、まっ(=゚ω゚)ノそのうち消えるから~と余裕に構えていたのが印象的でしたよ。
今回訪れた皆さん、これもまた・・瀬戸内の思い出になってくれるといいなぁと思います。
さて、一年を通して様々な場所で見られる霧ですが・・・
ヾ(*´∀`*)ノ特に日差しが強まるこの時期は海霧が発生しやすいといわれます。
気温がどんどん上昇し夏日や真夏日となる日も出てきますよね。
しかし、海水は空気に比べて温まりにくいため、まだ冷たいまま。そうした状況で、暖かい空気が冷たい水面の上を流れ込むことで冷えて、空気中に含まれていた水蒸気が凝結し霧が発生するとされているんです。
瀬戸内海は島が多く点在し、陸地に囲まれている為・・湿った空気が溜まりやすく、その空気が陸から海へ吹く風に流されると海霧が発生するそうですよΣ(゚Д゚)。
海霧は海上で見通せる距離が500m以下にもなるほどの濃霧になりやすく、かつ継続時間も長いため、特に船舶にとって大きな障害となります。
1955年5月11日には高松港沖で発生した濃霧のために客船同士が衝突して沈没し、168名の尊い命が犠牲になる事故もありました。
視界が遮断され時には事故を引き起こす霧ですが、海一面に広がった景色はまるで雲海のよう(*´ω`*)。
この時期できる霧は、これも瀬戸の春の風物詩と・・おだやかな気持ちで船の出航を待ちたいと思います。