こんにちは!おと★姫子(*´艸`*)です。
急にぐっと秋が深まりましたね。4月18日に開幕した瀬戸内国際芸術祭2025も最終の「秋会期」を迎えています。
島を散策するのにいい気候になった事もあってか?秋はどの島も来場者が多く賑わっているそうですよヾ(*´∀`*)ノ。そんな中、ご紹介するのは無料で誰もが見る事が出来る作品です。
「豊島(てしま)」の海岸に展示されている「国境を越えて・祈り」は作家リン・シュンロンさんが2016年の瀬戸内国際芸術祭で小豆島で制作したものがもとになっていて、9年ぶりに瀬戸内の海に帰ってきました。
世界の子どもの像が海辺に立つ様は美しい瀬戸の風景の中にやすらぎを感じる空間をつくっていて、私も近くのベンチに腰掛けゆっくりと鑑賞(*´艸`*)夕暮れ時にもまた見にいきたいなと思った素敵な作品です。
子どもの像は、一人一人その国までの距離、緯度、経度、向いている方角など示して設置されています(*´ω`*)。
そして戦争・内乱など不安定な世界情勢のなか、子どもたちは潮風に吹かれながら、微笑み、胸に手を当て、柔らかい砂を踏みしめ、少し前かがみになるしぐさで、世界の平和と自分たちの未来、幸福と平穏を祈っています。
皆さんも是非!見に行ってくださいね。瀬戸内国際芸術祭2025は11月9日までの開催です。
豊島は豊かな水に恵まれた緑と棚田の景色が美しい島ですヾ(*´∀`*)ノ。
島の人々は長らく漁業や農産業、酪農などを生業にしてきていて北側の斜面を石垣で造作した広大な棚田は、住民が代々受け継いできた大切な場所(*´艸`*)です。
しかし1975年以降、都市の産業廃棄物の不法投棄が発生し、「豊島事件」としてクローズアップされました。島の住民たちは廃棄物の撤去と環境再生を訴える運動を50年近く行ってきました。一度は「ゴミの島」と呼ばれた島ですが、本来は文字通り水と自然が”豊かな島”。
今、穏やかな元の島へ戻す為の作業が進められています。
そんな豊島の海岸に作られたこの作品は、海をこえて世界の隅々へ向けて、ポジティブなエネルギーを送っている様に感じられる素敵な作品ですヾ(*´∀`*)ノ。平和と未来への想いを一緒に祈りましょう!