 
                        こんにちは!おと★姫子(*´艸`*)です。
3年に1度の現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2025」が間もなく11月9日に終了します。
皆さん、どこかの島や会場に行かれましたかヾ(*´∀`*)ノ。
私が今回行った島の中で作品はもちろんですが、今の状況の島自体を見られて良かったなと思ったのが「高見島(たかみしま)」です。
観光の要素が殆どない島なので、きっと瀬戸内国際芸術祭の会場に選ばれていなければ島に行ったり存在を意識する事もなかったかもしれません(=゚ω゚)ノ。
3年前の芸術祭の時よりさらに・・過疎が進み、人口は20人程に。
かつての繁栄を物語る立派な石垣のお宅なども、殆どが空き家となっています。
今回、高見島で展示を行っている作家の方とお話をしたんですが、「ここはある意味・・・最先端」という言葉が心に残りました。
これから進む、過疎・人口減少・高齢化。そんなことも考えながら急な坂道と空き家が続く高見島を歩きました。
そして!今回の作品のひとつ、浅井裕介「星屑の子どもたち」はそんな島の散策をとっても楽しくしてくれるもの(((o(*゚▽゚*)o)))。
屋根瓦の隅や、木の枝、門の上。。。様々な場所に手のひらに収まるくらいの小さな生き物が展示されていて、あっ!あそこに!!ヾ(*´∀`*)ノと見つけながら歩くのが面白いんです。
知らない人どおしも、あそこにいましたよ~とか教えてあったりしながら、陶器で作られた動物の様な妖精のような・・その生き物を探します。
足元と靴には要注意!歩きやすい服装で皆さんも是非、体験してみてくださいね~。
高見島行のフェリーが発着する港から西は漁船が停泊する浜地区。
東側には狭く急な坂道を上った斜面に階段状に瓦葺の屋根の家が立ち並んだ浦地区がありますヾ(*´∀`*)ノ。
芸術祭の作品のほとんどが展示されているその浦地区。
浦集落の家並みは、昭和47年に香川県が重要伝統的建造物群として指定の候補にあげて調査をおこなったそうですが、高齢化と住民の減少により維持管理が困難であるという理由で指定を受けなかったそうです。
その石垣や立派なお宅から・・かつての繁栄をしのぶことができますよ(*´ω`*)。
本島を中心とする塩飽諸島の一つである高見島は
戦国時代には優れた操船技術を織田信長や豊臣秀吉に認められ御用船として徴用され、その後は廻船業でも栄えました。
そして!有名なのが除虫菊ヾ(*´∀`*)ノ。
大正時代には山の頂上まで蚊取り線香の原料として除虫菊が栽培され、五月の開花時期になると島の頂上一面に雪が積もったように白くなっていたそうです。
そんな歴史も知りつつ散策すると・・より芸術祭を楽しめそうですよ!会期は間もなく終了です(((o(*゚▽゚*)o)))まだの方は、お急ぎください。