レポート
2018.07.24

自慢の海を再発見!かがわseaマスター1日目終了

快晴☀に恵まれた7月21日(土)、海と日本プロジェクトinかがわ主催のイベント1日目が開催されました。気温35度の猛暑日でしたが、熱中症に気を付けながら楽しく海を学んできましたよー!イリコ🐟がご報告します。

今年のseaマスター代表団は、香川県内の小学5・6年生の23名です。1日目は香川が誇る県魚ハマチの養殖業の歴史や、養殖業を苦しめた赤潮のこと、そして赤潮をはじめとする海にとって困ったことを防ぐために、みんなが日頃からできることを自分で考え、学びましたよ😊

ハマチ養殖業の歴史と努力を学ぶ

  1. 生け簀の近くまで行けない理由は…
  2. 講師は養殖業の服部さん

まずは香川県が世界で初めて養殖に成功した「県魚ハマチ」を学びます。

引田沖の大型生け簀の見学へGOGO!船に乗って20分、大型生け簀が見えてきました。着いた!と思ったら手前で船はストップします。理由はというと、当日は赤潮警報が発令されており、海の栄養過多になるため餌やりができない状態。船のエンジン音でハマチは「餌がもらえる」と期待してしまうそうで、生け簀に近寄れないのでした😢。大きな生け簀を間近で見られる機会だったのですが、これも海の環境を守るため。子どもたちにとっては良い学びになったのではないでしょうか。

養殖場を見学したあとは、学びの時間です。今年で養殖が成功して90年を迎える養殖ハマチ。東かがわ市引田では数々の危機を乗り越え、漁師さんの努力、そして行政の取組みなどを経て、今があります。

子どもたちにはあまり聞きなじみがない“赤潮”についても教えてもらいました。養殖業に深刻な被害を及ぼす赤潮の原因が、養殖用のエサや私たちの生活にも原因があったとは…。服部さんからの話に真剣に耳を傾ける子どもたち。自分の言葉でまとめます😊

海の環境を守るために、自分たちができることって何だろう?!

海ゴミクリーンアップ

  1. 海岸にはペットボトルなどが散乱😢
  2. この机はどこから来たのか
  3. 海の環境を講師の森田さんから学ぶ

豊かな海を守るためにできること、今日は海岸のクリーンアップです。

先日の西日本豪雨の影響もあり、海岸にはペットボトルや流木、お菓子のビニール袋などがたくさん。なんと長机まで漂着していました😢

子どもたちは次回使用する海ゴミアート作品の材料と漂着ゴミとを分別しながら、クリーンアップ活動を実施、多くのゴミを拾い集めました。クリーンアップの後は、海ゴミが世界の海や生き物に及ぼす影響をディスカッション形式で学びます。

陸からのゴミが、自分たちが不用意に出したゴミが、赤潮の原因など、海の環境悪化の原因になる。子どもたちは「リサイクルを心がける」「ポイ捨てをしない」「お弁当は残さず食べる」など各々が考えて話てくれました😊

お楽しみの学びもありました

  1. 養殖ハマチの解体ショー
  2. 初めての刺身調理
  3. 環境にやさしい餌を使いました

お昼ご飯は養殖ハマチを自分たちで刺身に切って、美味しくいただきました。ハマチを柵にさばいてくれたのは、ソルトレイク引田の六車さん。子どもたちに海の恵みを楽しく紹介してくれました😊自分たちで切った刺身は格別美味しかったそうですよ。みんな満足していました😊(イリコ🐟にも分けてくれたお友達、ありがとう✨)

また、当初は引田沖の養殖場で実施予定だった餌やりは、ソルトレイク引田の施設で体験できました。餌やりの迫力(ハマチの競争?)は見ごたえがありました。(回遊魚ハマチ、生け簀内をグルグル回る姿にイリコ🐟は感動)。

さぁ、次は海ゴミアートづくりです。ハマチをテーマにしたアート作品、三年間の集大成になる予感!みんなのメッセージにも注目していただきたいです。

イベント詳細

イベント名キレイな海と僕らの暮らしはつながっていた!自慢の海を大発見!かがわseaマスター
参加人数小学5‣6年生  23名
日程2018年7月21日(土)
場所東かがわ市引田
主催海と日本プロジェクトinかがわ実行委員会
協力有限会社服部水産、ソルトレイク引田、NPO法人アーキペラゴ
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