こんにちは。うら☆島太郎です。
な・なんと年末にビックニュースが飛び込んできました!!!
2021年瀬戸内海で海洋ごみの大きなプロジェクトが始動します!!!
そのプロジェクト名は、「瀬戸内オーシャンズX」です!
簡単に言うと、閉鎖性海域である瀬戸内の沿岸4県(岡山/広島/香川/愛媛)を4つの端部を持つ「X」になぞらえた、
4県と日本財団による海洋ごみ対策プロジェクトです。
SPECIAL MOVIEは、こちらからご覧ください。
少し詳しく言うと・・・・
●瀬戸内の現状と課題
年々、海洋ごみは増加傾向にあります。
その原因として、海で出たごみの多くは県や市町村を越えて移動するため、どこが、どのように回収するのか役割分担が曖昧であること。
各地域で海洋ごみ削減の取り組みは行われているが、地域・個々人の取り組みで終始していまうこと。
自治体・企業・研究者など分野を横断した広域の取り組みが不足していることなどが挙げられます。
●なぜ瀬戸内海?
海洋ごみ対策のモデルとして最適な地域
瀬戸内海は閉鎖性海域のため、外海からの海洋ごみの流入が少なく、各対策に応じた成果を可視化しやすくなっている上、瀬戸内海のごみの大半は自分たちが流出させたものであるということにより、当事者意識を伴う対策が取りやすくなります。
フィールドとして、山・街・川・海と海底まで網羅しているということも大きな特徴です。
●我々が目指すもの
瀬戸内海へのごみの流入量70%減、回収量10%増を達成することを目指します。
山から海底にまで広がる流域と閉鎖性海域を捉えた海ごみゼロ対策により、
循環型社会を見据えた“瀬戸内モデル”として世界に拡げていきます。
●活動内容
瀬戸内4県と日本財団による共同事業4つの柱
①調査研究 ②企業・地域連携 ③啓発・教育・行動 ④政策形成
瀬戸内オーシャンズXの4県が連携することにより、瀬戸内地域での対策が進展し、
山から海底にまで広がる流域と閉鎖性海域を捉えた海ごみゼロ対策となり、
循環型社会を見据えた“瀬戸内モデル”として世界に広がっていくことを目指す。
身近な瀬戸内海を今まで以上に、深堀して情報発信していきます。
4県が協力してこの事業を実施することで、今まで見えなかったものが見えてくるのではないかと思います。
海と日本プロジェクトinかがわとして、一層の情報発信をしていき、県民の皆様と海を繋ぐ役割を続けていきます!