こんにちは~おと★姫子(*´艸`*)です。
三豊市詫間町の「粟島」行きのフェリー乗り場には3月2日、親戚や知人の応援にと駆けつける多くの人の姿がありました。
私もその一人(((o(*゚▽゚*)o)))で、霧に包まれた海をフェリーで進み・・島に到着。
みんなが集まった粟島神社では、この島で約200年にわたり脈々と受け継がれてきた春の伝統の神事「百々手祭(ももてまつり)」が開催されていました。
百々手祭は射手が的に向かって矢を放ち厄払いや五穀豊穣・大漁などを願う神事で、粟島の祭は県の無形民俗文化財にも指定されています。
粟島では過疎高齢化が進み・・正式には12人必要な射手が今回8人しか揃いませんでしたが、何とか伝統を守ろうと開催( `ー´)ノ。
射手の最高齢は写真の山北友好さん93歳ヾ(*´∀`*)ノです!
年齢を聞いてびっくりする程とっても生き生きとした立ち姿でした。
この日の為に体調を整えての出場だそうですが、島の外から帰って来た若者などに交じり1日で90本もの矢を放っていましたよ~。
腕前もさすが!で、的に矢が刺さる度に、観客から拍手と歓声があがっていました。
かつて香川県西部の各所で行われていたという百々手祭ですが、今は衰退した所も多くあります。
今回、粟島の射手の中には4年前、定年後に高松市から夫婦で移住してきたという男性が初めて参加していました(*´艸`*)。
射手に憧れてこの一年間、練習を重ねてきたという事です。
こうして伝統を継いでくれる人が増えるのはとっても嬉しいですよね!来年からも・・ずっと頑張って下さいね!
粟島では今年も無事に神事が終了し、島に 一足早い春が訪れました(((o(*゚▽゚*)o)))。。