こんにちは!
うら☆島太郎です。
今日は、瀬戸内オーシャンズXの香川県での取組みを発信しますね!
瀬戸内海に面する岡山・広島・香川・愛媛の4県と日本財団は、閉鎖性海域である瀬戸内海で海洋ごみ問題を解決し、これを「瀬戸内モデル」として世界に発信していくため、瀬戸内オーシャンズXを展開しています。広域、かつ、さまざまな分野に跨って広がる海洋ごみの諸問題の中で、特に、地域に即した課題については、地域における実践活動を通じて解決モデルを見出し、その知見を共有していく必要があるため、瀬戸内オーシャンズXでは、さまざまな取組みの中の一つとして、地域に焦点をあてたモデル事業も本格化させつつあります。
地域モデル事業の一員であるCHANGE FOR THE BLUE inかがわ実行委員会は、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、さまざまなお店で賑わい、生活の基盤となっている高松市の丸亀町商店街や、百十四銀行の協力を得て、活動をPRする新しいキャラクターである「スナメリ」をデザインした横断幕やバナー、街頭ビジョンでの動画などで、商店街をジャックして、一斉PRを開始しました。
今回一斉PRした丸亀町商店街は、人口減少に伴い地方の商店街が疲弊している中、かつての賑わいを取り戻しつつある商店街です。その賑わいを戻すために「消費者」を集めるのではなく「生活者」を呼び戻す生活の基盤を再開発の着目点とし賑わいを取り戻した全国でも類を見ない商店街です!
地域に関わる人々から海ごみゼロを目指したムーブメントを!
2050年には魚よりプラスチックごみの量が多い海になることが予測されており、香川県は、海ごみゼロに向けたプロジェクトの第一弾として、海と陸の生活の接点である漁港や市場、また、陸のごみを海へと届ける川が小さなエリアで集約している摺鉢谷川・高松漁港エリアで活動をスタートさせます。海ごみの80%は街から川や水路を通り海にやってきたものです。街のごみが削減されると海ごみも削減されます。海ごみゼロの対策に欠かせないのが川ごみ対策です。その川ごみ清掃に取組んでいる自治会や河川流域の香川大学・中央卸市場や企業と連携し、河川を中心としたさまざまな海ごみゼロに向けたイベントを実施予定です。2021年12月15日に第1回海洋プラスチック・ゼロ会議が開催され、この地域モデル実現に向け様々な意見交換が交わされました。
瀬戸内海から海ごみゼロを!地域の団体・企業・人々が連携し、ごみゼロモデルを作ります!
瀬戸内オーシャンズXは、海洋プラスチック問題の解決に向けて、瀬戸内4県(香川県・岡山県・広島県・愛媛県)それぞれのエリアが抱える特徴的な課題解決を進め、解決を目指すとともに、相互に知見を共有していくため地域モデル事業をスタートしています。その地域モデルとして最初に発足させたのが今回紹介する香川県「摺鉢谷川・高松漁港エリア」での事業です。地域の「食」のハブである高松中央卸売市場を中心に、高松漁港及び周辺地域の住民、関係者の方々と実践活動を展開し、今後は地域の消費を支える商店街などと連携した活動も模索していく予定です。また、香川県内のPRキャラクターの「スナメリ」には、まだ名前がないので、今後、愛称募集を行い、地域の皆様にもこの活動を広く知っていただき、海ごみゼロに向けた施策に参加いただけるような展開を実施していきます。
県民の皆様と、一歩一歩前進していきたいと思います(⋈◍>◡<◍)。✧♡