レポート
2021.11.10

神秘的なブルーの夜光虫

こんにちは!

香川県で子育て中のサザエでございま〜すっ♪

 

先日、庵治町の高尻海水浴場を散策していた時のこと。とってもきれいな海岸を散策していると、透明な海水面の一部がなんだか茶色っぽく濁っていることに気が付きました!

 

「これは…赤潮??」

 

赤潮とはプランクトンの異常増殖により海の水が変色する現象のこと。水が赤く染まることが多いため「赤潮」と呼ばれますが、水の色は原因となるプランクトンの色素によって異なり、オレンジ色、赤褐色、茶褐色などを呈するそうです。

 

ちょうど近くでSUPをしていたインストラクターのお兄さんに聞いてみると、高松ではこの時期、赤潮が多く見られるんだそうです。

 

 

SUPインストラクターさんとの出会い

  1. インストラクターさん撮影の大的場の海
  2. 赤褐色に濁る海岸
  3. 暗闇に青白く光るブルーが神秘的

波打ち際の濁った水面を見ながら話していると、お兄さんはこんなものも見せてくれました!

暗闇に浮かぶとってもきれいな光るブルーの海の写真!

 

「夜光虫って知ってる??この赤潮は夜になったらこんな風に光って見えるよ」

 

「えーー!不思議!!」

 

夜光虫は昆虫ではありません。海洋性のプランクトンです。プランクトンが大発生すると夜に光り輝いて見えることから夜光虫と名が付けられたようですが、実は、その正体は赤潮だったのです!!と言っても、調べてみると、赤潮自体は多数のプランクトンで発生するもので、毎回夜光虫が含まれているとは限らないので、厳密にいえば「赤潮=夜光虫」では無いのですが、今の時期、高松周辺の海では光っているようです。

 

夜光虫は物理刺激で光るため、波があるとより光って見えるので、石を投げたり、手や足で刺激することでも発光が促されるそうです。なんだか幻想的できれい。

 

ですが、夜光虫がいると魚が釣れなくなるという話もあります。夜光虫の正体は赤潮。赤潮自体に毒性はないようですが、夜光虫がいるとやはり釣りには向いていないようで、漁師さんには嫌われる存在です。

 

昼と夜の海。瀬戸内海はいろいろな表情を見せてくれますね。

 

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