潮風を受けながら大きく実ったトウガラシ「香川本鷹」

2023-9-20
海と日本PROJECT in かがわ

こんにちは!おと★姫子(*´艸`*)です。

実りの秋。香川県ならではの野菜が海風を受けながら真っ赤に実りはじめましたよ~。
その野菜とはトウガラシ「香川本鷹」という特別な品種で、大きさは7㎝~8㎝程と一般的な「鷹の爪」よりもかなり大きいうえ旨味のある辛さがとても上品で、国内最高品種とされているんですヾ(*´∀`*)ノ。

トウガラシが香辛料として世界中に浸透していったのは約400年ほど前と言われていますが、日本に入ってきたのは‥豊臣秀吉が朝鮮出兵で持ち帰ってきたという説や、ポルトガル船によって持ち込まれたという説などがあります。

香川県では、塩飽(しわく)水軍が豊臣秀吉から朝鮮出兵の功として「香川本鷹」を頂戴したと言い伝えられていて江戸時代から昭和30年ごろまで、長年にわたり瀬戸内海西部の塩飽諸島や庄内半島などで盛んに栽培されていました。
なんと!Σ(゚Д゚)アメリカやヨーロッパにも輸出されていて、この時期になると半島や島の畑が真っ赤に染まっていたといいます。

しかし‥その後社会状況が変化し、海外から安価なトウガラシが大量に輸入されるようになると「香川本鷹」の生産が激減します。
一度は作り手がいなくてほぼ絶滅に。。。

そんな中2006年に種が発見され、生産者や県などで「香川本鷹復活プロジェクト」を立ち上げ、塩飽諸島や荘内半島で栽培を復活することにヾ(*´∀`*)ノ。
空白の30年間を経て蘇った”幻のトウガラシ”は今では、香川県西部のいくつかの地域で栽培されるようになり生はもちろん加工品も色々と販売されていますよ~!

塩飽諸島のひとつ「手島」は秋の景色

  1. 香川本鷹の収穫が始まってます
  2. 丸亀港から定期船で手島へ
  3. 実が上向きに実るのも特徴

私が今回お邪魔したのは、丸亀港沖の手島(てしま)ですヾ(*´∀`*)ノ。
島に着いて少し歩くと真っ赤に色づいた「香川本鷹」の畑が見えてきます。
手島は「香川本鷹復活プロジェクト」スタート時から、島民が手をかけこだわりの作物を作り続け、県内の産地を代表する場所のひとつとなっています。

加工品の一味や七味などは手島の特産品として丸亀市内のショップでも販売されていてふるさと納税の返礼品にもありますので、是非!チェックしてみてくださいね~。

讃岐うどんに一振りしてもペペロンチーノに使っても、カレーのトッピングにも香り豊かで深みのある辛さがぴったりですよ(*´艸`*)!

手島の畑は個人所有の畑のため、見学のときは畑に入らず道路からご覧ください。

 

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