レポート
2023.11.17

開局10年「漂流郵便局」に届いた5万6千通の便り

こんにちは~おと★姫子(*´艸`*)です。

~亡き家族やもと恋人など‥届け先のないハガキを預かる場所~
三豊市詫間町の粟島にある「漂流郵便局」が先日、開局10年を迎えましたヾ(*´∀`*)ノ。

「漂流郵便局」は2013年の秋、瀬戸内国際芸術祭に初めて参加した粟島で芸術家・久保田沙耶さんが作品として発表したもので
新局舎を新築移転後22年間使われていなかった旧粟島郵便局の建物を借り
もと粟島郵便局長の中田勝久さんと二人で局員を務めました。

その旧局舎は、中田さんが粟島郵便局長だった時に郵便局が過疎地からは撤退する動きがあり
島の郵便局を無くすまいと継続の為に買い取った個人の持ち物。
想いのこもったハガキが届くのを見た中田さんは、芸術祭が終わった後も自分がこの場所を続けて行こうと決意!!(^^)!
公開日を設け、今日まで10年間継続してきたのです。

本が出版されたり、漫画やドラマに登場しロケ地となるなど全国から反響が集まって有名な場所になったのは
そんな中田漂流郵便局長の強い思いがあったからなんですね(((o(*゚▽゚*)o)))!

毎日、届いた便りに消印を押し・・目を通し・・その数をノートに記し。
便りは5万6千通に達しました。

今年4月から毎週土曜日に開局

  1. レトロな佇まいの漂流郵便局
  2. 同じ人に宛てた手紙が100通以上届く事も
  3. 中田局長は”思いを書く事”の大切さを伝えます

思いを便りとしてしたためる事・・中田局長はその大切さを知って欲しいと話します。
嬉しい報告や恋する想い。そしてここに届く便りの中には、同じ人に宛ててずっと届き続けているものもあります。
どうしても消化しきれない思いや寂しさも寄せられます。
そうして少しづつ前に進んでいけるきっかけになったとお礼を言いに訪ねて来る方もいらっしゃるそうです。

この春から、月2回だった開局を毎週土曜日に増やしました。
今年89歳ヾ(*´∀`*)ノ!!
体力が続く限りやろうと思いますと優しい笑顔で答えてくれた中田局長は本当に‥海のように深く大きな方です。
ぜひ!粟島へ!癒されますよ~

「漂流郵便局」香川県三豊市詫間町粟島1317ー2(粟島港から徒歩5分)
       毎週土曜日 13時~16時  入場料300円

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