おと★姫子(*´艸`*)です。
とっても嬉しいニュース!です。
海や瀬戸内の暮らしに興味がある方達が大好きな場所”瀬戸内海歴史民俗資料館”がこのほど国の重要文化財に指定されることになりましたヾ(*´∀`*)ノ。
瀬戸内海歴史民俗資料館はモダニズム建築を確立した世界的な建築家・丹下健三氏のもとで県庁舎の建築に携わり、県の建築課長も務めた山本忠司氏が手がけたもので1973年に完成。
モダニズム建築の手法を引き継ぎながらも、その場でとれた石を外壁として積み上げるなど、地域らしさを生かした作品は、これまでも様々な賞を受賞してきました。
今回の国の重要文化財の指定にあたり文化庁の文化審議会は、景観との調和を考慮し、豊かな自然が残る地域の特性をいかしているなどと評価したという事です。
このニュースを聞いて、ああ!(*´艸`*)そうそう!収蔵品はもちろん、建物や屋上からの景色もすごい素敵なので、納得!というファンも多い事でしょう。
建物は・・山の形状に沿って正方形の部屋がいくつも連なり周回できる構造でテーマごとの展示をワクワクしながら見て歩く事が出来ます。
さらに・・建てる際に掘削して出た安山岩が展示室の外壁や出入り口付近の壁などに使われているので、まさに瀬戸内の自然と共生する建物となっているんですヾ(*´∀`*)ノ。
これまで全国の重要文化財の中で最も新しいものは、1964年の東京オリンピックの際に建築された「代々木競技場」だったため1970年代の建造物では初めてで、歴代で最も新しい重要文化財となるという事です。
瀬戸内海歴史民俗資料館は、国が地方民族資料の収集・保管の為に広域資料館を全国に整備する流れのなかで香川県が要望し建設されましたヾ(*´∀`*)ノ。
県の技師だった山本忠司氏の設計は、中庭を中心に回遊する動線で正方形の展示室を一部、地下1階から地上3階まで上下左右にずらしながら地形にあわせて配置していて、建設・石積み・造園などすべて地元業者で担った”オール香川”の建築物です。
現在は、瀬戸内圏内の11の府県から収集した漁具や海図、生活にまつわる道具など合計12万8千点の歴史民族資料を収蔵していて、国の重要有形民俗文化財も3件含む日本屈指のコレクションを保管しています。
これからも大切な場所として愛されていく事でしょう(⋈◍>◡<◍)。✧♡